コ サ ギ (コウノトリ目・サギ科)(留鳥)
『コサギ』は、白川河口や熊本港付近では、一年中見ることができます。
白川でもあちらこちらで出会うことができます。
コサギ・チュウサギ・ダイサギをまとめて白鷺と呼ぶ人が多いです。
大きさ ・体の特徴 ・鳴き声 |
体長61cm、 翼を広げると98cmにもなり、カラスより大きいです。 全身、真っ白で、くちばしが黒く、足の指が足袋(靴下のようなもの)をはいたように黄色いので、他のサギと区別がつきます。 夏は、後頭部から2本の冠羽が出て、胸と背には飾り羽が出ます。 飛ぶ時には、首をS字にまげて飛びます。 ゴァーッゴァーッと鳴きます。 |
食事・えさ | 魚やカエル、ザリガニなどを食べます。 岸で待ちぶせしたり、水の中を歩き回ったりして、くちばしでとらえます。 片足を前に出してふるわせて、えものを追い出してとる習性があります。 |
名前の 由来 |
小さなサギだから、この名がついたそうです。 サギとは、白い羽の「サヤケキ(鮮明な)」こと。また純白の鳥なので、「イサギヨシ」からサギになったそうです。 「客と白鷺は立ったがみごと」ということわざもあります。白鷺の立つすがたのように、客も長居をせずさっさと帰ったほうがいいという意味だそうです。 |
分 布 | 本州から九州で一年中みられ、繁殖もします。 北海道では夏鳥、南西諸島では冬鳥です。 中国やベトナムなどにもいるそうです。 集団で「サギ山」とよばれるコロニーを作って繁殖します。 |